介護現場で新人に教える立場になったら、自分の理解が固まった話
新人に聞かれて、答えに詰まったことはありませんか
現場で数年働いていると、いつの間にか新人に教える立場になっていることがあります。研修担当を任されたわけではなくても、隣で作業している新人から「これってどうしてこうするんですか」と聞かれる場面は誰にでもあると思います。
そのとき、意外と答えに詰まった経験がある人は多いのではないでしょうか。体は覚えているのに、言葉にしようとすると出てこない。なんとなく「そういうものだから」で済ませてきたことが、いざ説明を求められると、自分でもよく分かっていなかったと気づく。これは恥ずかしいことではなく、現場ではよくあることです。
教えると、自分の理解のあいまいさが見えてくる
体位変換の手順、記録の書き方、利用者への声のかけ方。日々の業務は繰り返しの中で身についていくので、無意識にできるようになります。ただ、無意識にできることと、理由を説明できることは別の話です。
新人に教える場面では、この「なぜそうするのか」を言葉にすることが求められます。手順の順番だけでなく、その順番になっている理由、注意しないと何が起きるのか、そこまで説明しようとすると、自分の中であいまいだった部分がはっきり浮かび上がってきます。
これは指導する側にとって、少し気まずい瞬間でもあります。でも同時に、自分の理解を見直す機会でもあります。教えることは、相手のためだけでなく、自分の知識を点検する作業でもあるのだと思います。
言葉にする作業が、理解を固める
言葉にしてみて初めて、自分の理解が甘かった部分に気づくことは珍しくありません。逆に言えば、うまく説明できたときは、自分の中でその知識がきちんと整理できているということです。
これは介護福祉士の資格取得を考えている人にとっても、同じことが言えます。試験勉強は、知識を頭に入れるだけでなく、それを自分の言葉で説明できる状態にする作業でもあります。新人に教える経験がある人は、実はこの練習を現場で自然にしていることになります。
一問一答形式で知識を確認する方法は、この「説明できるかどうか」を試すのに向いています。福ひろばラーニングでは、介護福祉士国家試験対策として一問一答を1,000問用意していて、20問までは無料で受講できます。すきま時間に読んで答え合わせをするだけなので、通勤時間や休憩時間に少しずつ進められます。新人に教えながら自分の理解を確認するのと同じ感覚で、問題を通じて自分の穴を見つけるのに使えると思います。受験資格や試験の詳しい内容については、詳しくは公式の案内をご確認ください。
教える立場は、押しつけられた仕事ではなく学び直しの機会
新人指導を任されると、「なぜ自分が」と負担に感じることもあると思います。ただでさえ忙しい業務の合間に、説明する時間を作らなければならないのは正直大変です。
それでも、教えるという行為には、自分の知識を整理し直す効果があります。新人からの質問は、当たり前だと思っていたことを見直すきっかけになります。「なんでこの順番なんですか」と聞かれて初めて、自分もかつて同じ疑問を持っていたことを思い出す人もいるかもしれません。
教えることを負担としてだけ捉えるのではなく、自分の理解を確認する機会として見てみると、少し気持ちが変わるかもしれません。特に資格取得を考えている人にとっては、現場での指導経験がそのまま試験勉強の下地になっていることも多いです。
まとめ
新人に教える場面は、相手のためだけでなく、自分の理解を見直す機会でもあります。言葉にしてみて初めて気づくあいまいさは、誰にでもあることです。教えることを通じて自分の知識を整理する経験は、資格取得の勉強にもつながります。負担に感じることがあっても、少しずつ自分の理解を固める機会として捉えてみてください。
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