夜勤明けは勉強しない日でもいい、介護福祉士試験との付き合い方
夜勤明けに机に向かおうとして、結局何もできなかった日
夜勤が終わって家に帰ってくる。シャワーを浴びて、少し横になるつもりが気づいたら夕方だった。そんな日は珍しくないと思います。それでも「試験まで時間がないから」と、眠い目をこすりながらテキストを開いた経験がある人は多いのではないでしょうか。
結果はというと、同じページを何度も読み返しているだけで、頭に残らない。1時間かけて進んだのは数ページ。「こんなことなら最初から寝ておけばよかった」と感じたこともあると思います。
夜勤明けは体だけでなく、判断力や記憶の定着にも影響が出やすい時間帯です。これは根性や気合いの問題ではなく、体の仕組みの話です。無理に勉強時間を確保しようとすることが、かえって非効率になっている場合があります。
頭が働かない日に「頑張る」はコスパが悪い
介護福祉士の試験勉強は、一夜漬けで乗り切れるものではありません。範囲が広く、長い期間をかけてコツコツ積み上げていくタイプの勉強です。だからこそ、1回1回の学習時間の質が大事になってきます。
夜勤明けのように頭が働かない状態で無理やり進めると、内容が頭に入らないだけでなく、「勉強してもできない自分」という感覚が積み重なっていきます。これは地味にしんどいものです。勉強そのものより、こうした気持ちの消耗のほうが継続を難しくすることがあります。
逆に言えば、夜勤明けの日を「勉強しない日」と最初から決めてしまえば、そこでの自己嫌悪は発生しません。「今日はやらない日」と「今日はやる予定だったのにできなかった日」とでは、気持ちの負担がまったく違います。
休む日を先に決めてしまう、という考え方
勉強計画を立てるとき、つい「毎日1時間」「休みの日は3時間」というように、やる時間だけを積み上げてしまいがちです。そこに夜勤明けの日を入れてしまうと、計画通りにいかなかったときに自分を責めることになります。
おすすめなのは、最初から夜勤明けを「休む日」として計画に組み込んでしまうことです。空白の日ではなく、休息という役割を持った日として扱う、という感覚です。そうすることで、勉強できなかったことへの罪悪感が減り、翌日以降の勉強に気持ちよく戻れます。
どうしても何かしたい、という日には、まとまった時間が必要な学習ではなく、短く区切れるものを選ぶといいかもしれません。たとえば福ひろばラーニングの介護福祉士国家試験対策には、一問一答が1,000問ほど用意されていて、20問までは無料で試せるようになっています。1問ずつ答えが出る形式なので、夜勤明けのぼんやりした頭でも、数問だけ、という使い方ができます。読むかたちで進められるコースなので、机に向かわなくても、座った姿勢のまま短時間で区切りをつけられるのも、こういう日には合っていると思います。
夜勤明け以外の時間にどう勉強を組み込むか
夜勤明けを休む日と決めると、残りの日にどう勉強を配置するかが課題になります。ここで大事なのは、夜勤のシフト全体を見て、頭が比較的クリアな日に学習を寄せることです。
夜勤前の日や、休みの日の午前中など、自分の中で「調子が出やすい時間帯」を把握しておくと、計画が立てやすくなります。人によっては夜勤明け翌日のほうが調子がいいという場合もありますし、休み2日目の午後が一番集中できるという人もいます。これは実際にやってみないと分からない部分なので、最初の数週間は自分の体調と勉強の進み具合を記録してみるのも一つの方法です。
また、まとまった時間が取れない日のために、短時間で区切れる学習方法をいくつか持っておくと安心です。7分程度で読み終わるコースのようなものを隙間時間に使う、一問一答を数問だけ解く、といった選択肢を用意しておくと、「今日は時間がないから何もしない」という日を減らせます。長い時間を確保できる日は少なくても、短い時間なら作れる日は意外と多いものです。
まとめ
夜勤明けに勉強が手につかないのは、意志が弱いからではなく、体がそういう状態になっているからです。その日を無理に勉強日にするより、最初から休む日として計画に入れておくほうが、気持ちの負担が少なく、結果的に続けやすくなります。調子のいい時間を見つけて勉強を寄せ、短時間で区切れる学習方法も手元に用意しておく。その積み重ねが、試験当日までの体力と気力を保つことにつながります。
出典・参考
※試験の日程・受験資格・出題範囲は年度によって変わります。必ず公式の案内をご確認ください。
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