介護福祉士試験、参考書とアプリはどちらを使うべきか迷ったら
夜勤明けに参考書を開けない日がある
介護福祉士の試験勉強を始めようと思って、まず参考書を買ったという人は多いと思います。分厚い一冊を机に広げて、赤ペンを持って、重要な箇所に線を引く。学生の頃のような勉強のイメージです。
ただ実際に現場で働きながらやってみると、その「机に向かう時間」を確保するのが思っていた以上に難しいと感じるのではないでしょうか。早番の次の日が遅番だったり、夜勤明けでそのまま眠ってしまったり、休みの日は家のことや自分の体を休めることで一日が終わってしまったり。参考書を開くつもりで買ったのに、気づけば本棚に置いたままになっている、ということも珍しくありません。
一方で、スマホは常に手元にあります。休憩室でお茶を飲みながらの数分、電車やバスの移動中、家で家事の合間にできた五分。参考書を開くほどのまとまった時間ではなくても、スマホなら触れる瞬間が一日の中に何度もあります。
この「机に向かう時間」と「スマホで進める時間」は、本来どちらが正しいというものではなく、それぞれに向いている勉強の仕方があると思います。そこを整理してみます。
参考書が向いている勉強、アプリやスマホが向いている勉強
参考書が力を発揮するのは、全体像をつかむときや、知識同士のつながりを理解したいときです。例えば、介護保険制度の仕組みや、医療的なケアの基礎知識などは、図やイラストを見ながら「これとこれがこうつながっている」と頭の中で整理する作業が必要になります。こういう作業は、やはりある程度まとまった時間を取って、ページをめくりながらじっくり読んだほうが頭に入りやすいと感じます。付箋を貼ったり、自分の言葉でメモを書き込んだりする作業も、参考書ならではのやり方です。
一方、スマホやアプリが向いているのは、覚えた知識を何度も確認する作業です。一度理解した内容も、しばらく経つと忘れてしまいます。この「忘れかけたものを思い出す」作業は、まとまった時間がなくても、隙間時間に何度も繰り返すことで定着していきます。参考書を持ち歩かなくても、スマホさえあれば休憩時間にさっと確認できるのが強みです。
つまり、参考書は「理解を深める時間」、スマホは「理解したことを定着させる時間」という役割分担で考えると、どちらも無理なく続けやすくなります。
机の時間とスマホの時間をどう組み合わせるか
具体的には、休みの日やまとまった時間が取れるときに参考書で一つの単元をじっくり読み、理解できたかどうかを翌日からの隙間時間にスマホで確認していく、という流れが現実的だと思います。参考書だけで完璧に覚えようとすると、一日の勉強時間がどうしても限られてしまい、試験範囲全体に手が回らないまま時間が過ぎてしまうことがあります。逆にスマホだけで進めようとすると、一問一問は解けても、知識同士のつながりが見えないまま終わってしまうこともあります。
福ひろばラーニングでは、介護福祉士国家試験の一問一答を1,000問用意していて、20問までは無料で試すことができます。参考書で読んだ内容がどれくらい頭に残っているか、休憩時間にスマホで確認する、という使い方に向いています。一問一答形式なので、一問解いたらそこで区切りがつき、次の業務に戻りやすいのも、現場で働きながら続けるには都合がいいところです。参考書で理解したことを、すき間時間で思い出す。この繰り返しが、結果的に机に向かう時間を増やすよりも効率よく知識を定着させてくれることがあります。
また、介護福祉士の資格取得を考えている方の中には、そもそも受験資格について迷っている方もいるかもしれません。実務経験の年数や実務者研修の修了など、条件はいくつかありますので、詳しくは公式の案内をご確認ください。
まとめ
参考書とスマホは、どちらか一方を選ぶものではなく、机に向かえる時間には参考書で理解を深め、隙間時間にはスマホで思い出す、という役割分担で考えると無理なく続けられます。夜勤明けや休憩時間など、まとまった時間が取りにくい現場で働きながらでも、両方をうまく組み合わせれば、試験勉強を日常の中に組み込んでいくことができます。自分の一日の中にどんな隙間時間があるか、まずはそこから見直してみるのもいいかもしれません。
出典・参考
※試験の日程・受験資格・出題範囲は年度によって変わります。必ず公式の案内をご確認ください。
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