介護福祉士試験、間違えた問題との付き合い方で変わる解き直し術
休憩時間に解いた問題、×のまま終わっていませんか
夜勤明けや休憩のすきま時間に、スマホで過去問を少し解く。そんな勉強の仕方をしている方は多いと思います。問題を解いて、正解か不正解かを確認して、次の問題に進む。間違えた問題には一応チェックをつけるけれど、結局そのままにしてしまう。次に同じ分野の問題が出てきたとき、また同じところで間違える。心当たりのある方もいるのではないでしょうか。
これは勉強量が足りないというより、間違えた問題との付き合い方が決まっていないことが原因のことが多いです。解いて終わりにするのではなく、間違えた問題をどう扱うかを先に決めておくと、同じ時間を使っても身につき方が変わってきます。
間違いには種類がある
間違えた問題をもう一度見るとき、すべてを同じように扱わなくてもいいと思います。間違い方には、だいたい次の三つのパターンがあります。
一つ目は、単純に知識が抜けていた場合です。制度の名称や数字、用語の意味など、そもそも覚えていなかったケース。これは解き直す前に、関連する内容をもう一度読んでおく必要があります。
二つ目は、問題文の読み方を誤った場合です。「正しいものを選べ」なのに「誤っているもの」を探してしまっていた、というような読み間違いです。知識はあるのに、問題文の条件を読み飛ばして失点するパターンです。
三つ目は、選択肢の引っかけに気づけなかった場合です。似たような言葉が並んでいて、どれが正解か迷って違う方を選んでしまう。知識はあっても、選択肢同士の違いを見分ける練習が足りていないケースです。
この三つを区別せずに「間違えた問題」として一括りにしてしまうと、解き直しても同じ間違い方を繰り返しやすくなります。間違えた理由を一言でいいのでメモしておくと、後で見返したときに自分の傾向がつかみやすくなります。
解き直しのタイミングと組み立て方
間違えた問題を、その場ですぐにもう一度解いても、答えを覚えているだけで実力はあまり変わりません。数日空けてから解き直すほうが、本当に身についているかの確認になります。
組み立て方としては、間違えた問題だけを集めておいて、まとまった時間が取れたときにもう一度解く、という流れが作りやすいです。知識が抜けていたパターンであれば、解き直す前に関連する内容を短く読み返しておくと効果的です。この読み返しに、福ひろばラーニングのような7分で読み終わるコースを使っている方もいます。福ひろばラーニングは読むかたちのeラーニングで、介護福祉士国家試験対策として一問一答が1,000問用意されており、20問までは無料で受講できます。間違えた分野だけをピンポイントで読み返したいときに、通勤電車の中などでも使える形です。
解き直す際は、正解したかどうかだけでなく、前回と同じ理由で間違えていないかを確認することが大事です。読み間違いで失点していたなら、解き直すときに問題文を声に出さずゆっくり目で追ってみる、選択肢の引っかけで失点していたなら、正解以外の選択肢がなぜ間違いなのかを一つずつ説明してみる。こうした一手間を加えると、ただ解き直すよりも定着しやすくなります。
無理なく続けるための工夫
毎日まとまった勉強時間を確保するのが難しい現場で働きながらの受験勉強では、続けやすい形にしておくことも大切です。間違えた問題を一冊のノートにまとめる人もいれば、スマホのメモ機能に残しておく人もいます。形式はどれでも構いませんが、後で見返しやすいようにしておくことがポイントです。
また、毎回すべての間違えた問題を解き直そうとすると負担が大きくなり、続かなくなることもあります。その日に間違えた問題のうち、知識不足によるものだけを優先して解き直す、というように範囲を絞るのも一つの方法です。受験資格の詳細や試験の実施時期については年によって変わることもあるため、詳しくは公式の案内をご確認ください。
まとめ
間違えた問題は、解いて終わりにするのではなく、なぜ間違えたのかを区別してから解き直すと身につき方が変わります。知識不足、読み間違い、選択肢の引っかけ、それぞれに合った解き直し方を意識してみてください。すきま時間でも続けられる形を自分なりに作っておくことが、試験勉強を無理なく続けるコツだと思います。
出典・参考
※試験の日程・受験資格・出題範囲は年度によって変わります。必ず公式の案内をご確認ください。
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